左バッターに転向して打率3割を超える方法

20歳で左バッターに転向して成功した経験から、その戦略やコツ、練習方法やバッティングフォームについてまとめました。

非力な左バッターにオススメの戦術

f:id:iroiromanabu:20180805142216j:plain

僕は大学1年生の時(浪人したので20歳の時)に、それまで約10年間共にしてきた右打席を捨てて、左バッターに転向した。

この記事では、非力な左バッターが打席でとるべきオススメの戦術を紹介したい。キーワードは「期待の裏切り」だ。

裏切り1. フルスイング

まず、1打席目はとにかく初球からフルスイングする。空振りでもファールでも全然OK。特に下位打線の左バッターは、相手チームからすると「非力な小技バッター」という印象だろう。もしかしたらサードは前進守備をするかもしれない。

まずはその期待を裏切ろう。必要以上に力む必要はないが、センター前ヒットをイメージして強振しよう。結果がどうあれ、相手チームは怯むはずだ。

裏切り2. 小技を見せる

そして、前打席でフルスイングを見せているからこそ、小技が活きてくる。次の打席ではセーフティバントの構えを見せてみる。少なくともファーストストライクをとられるまではバントの構えで揺さぶってみよう。

ここでも、前打席のフルスイングを見ていた野手は一瞬裏切られた気になる。

裏切り3. またフルスイング

もし、小技を見せて、3ボールまでいくとかなりしめたものだ。ピッチャーにとって、下位打線の非力な左バッターを4球で歩かせることほどもったいないことはない。

次の1球はストレートが甘く入ってくる可能性が非常に高い。4球を狙ってこれを見逃すよりも、僕はよくこの1球をフルスイングしていた。甘いストレートはヒットできる可能性も高いはず。攻め気でフルスイングしよう。

以上、非力な左バッターが打席でとるべきオススメの戦術を紹介した。ぜひぜひ試してみてほしい。

 

非力な左バッターにおすすめのバッティングフォーム3つのポイントを動画で紹介